エンタメ至上主義

迷ったら楽しいほうに舵を切る人生

2020年3月に買ったもの

こんにちは、菜子です。皆さんGWはいかがお過ごしでしょうか?もちろんステイホームな日々ですが、私は毎日アイスクリームサンデーを作って食べたり友人と通話したり、映画を観たり読書をしたり勉強を始めたり(最近になってようやく物語摂取と自分のためになることをでき始めたのでメンタルが回復したんだと思います)…なんというか社会人になってからの日々を考えると低刺激で逆に新鮮なんだけど、学生の時はこんな毎日だった気もしていて、意外に粛々と過ごせております。「粛々と営んでいる。」うん、ぴったり。でもこの状態がずっと続くとなるとそれはもうliving deadって感じなので、はよ外に出たいのう。めっちゃくちゃにお金を使って外食して大声を出したい。

さて、今回は3月の消費の振り返りなのですが、3月前半、旅行も外へのお出かけも結構していて。勿論感染対策は入念にしていたし当時の空気感・タイミングとしてはセーフだったと思うのですが、今目にすると不快に感じてしまう方もいるかなぁ…と心配していたり。ただ、このシリーズは自分の日々の記録として書いているので、無かったことにして書かないというのもいやで。なので、念のため最初に注記させていただきます。どうぞ悪しからず、お願いいたします。

2月分はこちら。

www.entameism.com

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・MacBook Air

自宅用のPCを買い替えたくて。最初はWindows PCにしようかと思ってたんですが、動画編集もしたいし周囲のMacユーザーから絶賛の声しか聞かないので、これを機に私もMacユーザーになってみた。結論感想:iPhoneユーザーだったらMacにするべきです。スマホのデータ連携がこれだけ楽な時点でもう他のPCには戻れない…。操作性やキーボードなんかにはすぐに慣れます。2月のiPhone11同様、au pay利用でビックカメラで購入したのでポイント還元で結構お得でした。

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・PC・iPhone周辺機器いろいろ

ついでに諸々購入。USBハブ(https://amzn.to/2Wl8sgD)、無線マウス(https://amzn.to/2KRmiSq)、スマホ用タッチペン(https://amzn.to/2xt1DB1)、iPhone11強化ガラスケース(https://amzn.to/2xvcnPx)、動画撮影用スタビライザー(https://amzn.to/35CzHaN)。スマホケース以外まだほぼ使用できていないので、ぼちぼち使っていきたいと思います。

・ASAKO IWAYANAGI クッキー&生ケーキ

先月のお粥の会で知り合った方と、等々力の有名パティスリー「ASAKO IWAYANAGI」へパフェを食べに。1時間ぐらい待って入れました。

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この美しいパフェを見てよ…!こちらのメニューは「このパフェにはこのお茶」とセットが決まっていて、それがもう当然ながら相性ばっちりで。良いお値段するんですが、コース料理を食べた後のような満足感があるので、そう考えるとコスパが良いような。ちなみに私のほうのパフェは途中で岩塩とオリーブオイルをかけて味変するんだけど、味が一気にお洒落になるの〜!やっぱりパフェってアートですね。帰りにお土産としてクッキーと生ケーキも買いました。

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・Arabia パラティッシ

前にフィンランド旅行をした際に訪れた「アスティアリーサ」という食器屋さんのオンライン通販でお皿をいくつか購入。憧れのパラティッシ!

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使っている人が多いし、皆さん口を揃えて「なにを乗せても美味しそうに見える」と言うけれど、使ってみたら本当にそうで!届いたその日に早速前日買っていたケーキを乗せて頂きました。今も毎日のように使っています。大事にするからね。

・広島ひとり旅

JALの「どこかにマイル」通称マイルガチャというサービスで広島の往復空港券が当たったので、マスクと除菌ジェルと体温計など完全防備で行ってきました。一人で5泊6日、広島1泊、宮島1泊、尾道3泊(日帰りで岡山県の倉敷にも)と回りました。

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おいしいものを食べて美しい景色を見て、することが尽きてぷらぷらと散歩したり映画館や銭湯に行ってみたり。暮らすように旅をした日々。特に尾道が印象深くて、たぶん私はこの街に恋をしてしまいました。坂の街である尾道では、地上から階段を300段登ったところにある宿を取っていたんだけど、毎朝毎夕その階段を登り降りしながら目に入ってくる坂下の景色の美しさ。潮のにおい。毎日違う猫に出逢えるところ。古いものが古いままに大切にされているところ。全部が全部心地よかった。

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多分この先の人生、ずっと焦がれる街だと思う。逢いたくなったら飛んでいってしまうような。忘れられない数日間でした。

・花みつ小皿

尾道の食器屋さんで見つけて連れて帰ってきた小皿。お花の柄で、せっかくなので春夏秋冬で4枚。桜と薔薇と葡萄と椿。

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和菓子とか、季節のものを載せるのに使いたいなと思います。

・毎年恒例のいちご狩りへ

ついに4年連続!毎年飽きもせず、同じメンバーで同じルートを辿るいちご狩り。

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いつも栃木県の佐野市近辺に行って、神社参拝→いちご狩り→佐野アウトレットでお買い物→佐野ラーメンを食べて帰るというコースなんですが、今年はいつも行く足利織姫神社(縁結び)ではなく大平山神社(安産祈願)にしてみました。なぜなら、共通の友人が今年出産を控えていることが発覚した直後だったので。しかし、この神社、着くまで知らなかったんだけど標高340mの山の上にあって階段を1,000段登らないといけはいんですね…!尾道生活で階段には慣れたと思ってたんだけど、いやもうレベチよ。山と坂の違い、レベチ。本当にゼーハー言いながらなんとか辿り着きました。あとで調べたら頂上まで車で行けるルートがあったんですけどね。ちーん。

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いちご狩りなんて千葉でも神奈川でも埼玉でもできるのに、毎年栃木に通ってしまう理由は佐野ラーメンが食べたいから。おいしいよねぇ佐野ラーメン 青竹で打ってるからコシが強くて太麺で、普段あんまりラーメンを食べないのにこれは年に一回食べたくなっちゃう。お昼をいちごのみで済ませるから、お腹が減りすぎて我を忘れて大量に注文してしまうミスを毎年飽きもせずにやってる。帰りのドライブはみんな満腹でウンウン唸りながら東京に帰ってます。今年も行けてよかった楽しかった!

・友人宅でおうちアフタヌーンティー

友人のまいちゃんから「家でアフタヌーンティーしよう!」とお誘いがあったので、お邪魔してきました。着いた瞬間に、「見てみて!じゃーん!」と見せてくれたのがこちら。

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本気のやつだ!!それもそのはず。今日のお茶会は、3/28に2人で参加を予定してたヒプノシスマイクライブ中止を受けての哀しみ供養の会なのです。まいちゃん曰く「このやるせなさを全て伊勢丹食品売り場にぶつけた」そうです。ヒプライ中止になれば伊勢丹が儲かる。オタクってむずかしい。

f:id:caiconic:20200504110305j:imagef:id:caiconic:20200504110301j:imageイチゴを浮かべたシャンパンで乾杯。スコーンもオーブンで温め直してくれたので、ほかほかの状態にジャムとクロテッドクリームをたっぷり付けて。他にもラデュレのマカロン、イスパハン、エシレのサブレ、高野のお惣菜たち…などなど欲望のままに集めたラインナップ。家でやってるからお茶も際限なく飲めてしまう。楽しい…

f:id:caiconic:20200504110626j:imagef:id:caiconic:20200504110623j:image積み上がる茶葉と、食後にスープといちご。いちごは佐野市から狩ってきたやつです。

いやーゆっくりたっぷり4時間ぐらい?話せて楽しかった!おうちアフタヌーンティー有りありですね。今後もみんなで茶葉とお菓子を持ち寄って定期的にやりたい。やりましょう。

・SHYNYGEL セルフネイルキット https://amzn.to/2WoUTfZ

2月でお世話になっているネイリストさんが休業期間に入ったので、しばらくは自分で爪を装おうかと購入。もう5年ほどジェルネイルをしているし作業工程もなんとなく分かるし大丈夫でしょう、と軽く考えてたら、やっぱり筆使いが難しくて…。そりゃあそうだよね専門の勉強が要るようなジャンルですもの。

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でも自分の都合ですぐに剥がしたり塗ったりできるので、この外出自粛期間とはタイミングがぴったり合っていたなと思う。普段よりキッチンに立つので素爪でいると割れたり折れたりしてしまうので、強化の意味でシンプルなネイルだけしています。

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これが初のセルフジェル。マゼンタとイエローを混ぜてコーラルピンクにしました。今はもう少し慣れて塗りの上達と仕上げ時間が短縮できるようになったので、ここから一年間マイペースにがんばろうと思います。上手くできたら載せるね。

・カフェミクニズでランチ

ご主人の転勤で東京に住んでいた地元の友人がまた転居になるとのことで、「最後にあなたチョイスでランチが食べたい」と言われたので、四ツ谷のカフェミクニズへ。フレンチの三國シェフがやっているカジュアルカフェ(オテル・ドゥ・ミクニのほうにはまだ行けません…!)、大学生のときに見つけて、以来たまに足を運んでいます。

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ランチコースと、ケーキとドリンクを付けて2,000円ほど。全部文句なしに美味しい。いつもは選ばない柚子風味のケーキにしてみたんだけど、爽やかで見た目もかわいくて大正解でした。

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新宿御苑まで歩いて少しだけお花見も(入場料が500円に値上がりしててびっくりしちゃった)。このときに聞いたのだけど秋には出産を控えているのだそう。びっくり!高校の時の友人がママになるの、何回経験しても驚きがあるよね。いつになるか分からないけど帰省して会えるのが楽しみだな。

・ミュージカル『刀剣乱舞』〜静かの海のパライソ〜 観劇

私の2,3月の一番のストレス要因。こう言ってしまうと聞こえが悪いけど、一番の楽しみでもあったので公演できるのかどうなのか、気が気じゃない日々を送ってました。

結果として、3/21に初日の幕がオープン。(「幕が開けた」という事実に涙が出た。)私が持っている東京公演のチケットは3/26だったのでこのままだったらまぁ観られるかな…と思っていたところに、25日の夜に小池都知事の会見が。2月は会見当日に中止になってしまったライブもあったし「明日どうなるんだろう…」とぐるぐる考えていたら、あんまり眠ることもできずに気づいたら朝に。そして11:00に発表された27日以降の東京公演中止。私が行く予定の回が東京千秋楽になってしまった。

「観られる」という驚きと、刀ミュも中止になってしまうというショックでふらふらとしながら銀河劇場に向かって、物販も受付も済ませて気付いたら観客席に座っていた。覚えているのは劇場の感染対策、除菌や観客誘導時のソーシャルディスタンスが徹底されていたこと、受付時の検温で心拍数が異常に上がってるから熱が出てて引っ掛かりやしないかとヒヤヒヤしたこと。

開演してからはあっという間で、謎の緊張で身体が強張ってて正直場面場面しか頭に残っていないんだけど、多分劇場にいる人間みんなが経験したことがない状況での公演・観劇だったので、不思議な熱や感情を共有したな…と思った。二部のライブパートでは、客席の発声がNGで「気持ちは全て拍手に込めてくれ」方式だったので、終わった後は手が痛かったよ。あ、あと応援グッズを持ち込めるんですが、うちわを素敵に手作りする自信がなかったので、セミオーダーで扇子を作ってみたんです。前のほうの席だったので、多分いま見てくれてたな…なタイミングがあって良かった。別に視界に入らなかろうと良いんだけど、笑ってくれるならそれが一番嬉しい。

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いや、不思議な観劇体験でした。普通に公演ができる日々に戻ったとしても、この日の感情やマスクの中で3時間ずっと涙が止まらなかったこと、一生忘れないと思う。

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・書籍類はまとめて

・A子さんの恋人 6巻 https://amzn.to/2SySuOO

あぁもうすぐ終わってしまうのだなぁ…と思った。(ところで近藤先生が今NYで大変そうで心が痛いです。)A君がんばれ諦めるな…!と祈りながら読んでいる。しかし改めて6巻まできて思うけど、人物配置とキャラクター設定が絶妙だよね。登場人物の少なさも相まって映画のよう。私は自分のことをK子ちゃんとU子ちゃんをミックスしたような人間だと思っている。

・ブルーピリオド 1〜7巻 https://amzn.to/2zQmFKF

マンガ大賞受賞を受けてすぐに購入。一晩で一気に読みきりました。要領が良くでも夢中になれるものがない高校生が、絵に目覚め(というか「描くことで相手に自分の内面を理解してもらえる」創作の楽しさに取り憑かれ)、東京芸大受験を目指すお話です。受験漫画ってそういえば『ドラゴン桜』ぐらいしか読んだことがないかもな〜。ところで、東京芸大、私自身はなんの縁もないけど大学時代の友人と前職時代の後輩、どちらも当時弟さんが芸大受験していて受験発表の日に「弟が現役で受かった」報告を聞いたんだけど、今思うとどっちも凄すぎるな!?当時もすごい凄い!と騒いだけど、改めて倍率と現役合格の難しさを知ると分かる稀少さ…。いつか偶然作品を目にしたいですね。(ブルーピリオドはめっちゃ面白いです。)

・ベルリンうわの空 https://amzn.to/2xAYsaI

ベルリンに移住した筆者が描く、フィクション混じりのベルリン生活。不思議なテイスト、でもそこが良い。ドイツでもベルリンはまだ行った事がないんだけど、人から話を聞くたびに「私も居心地が良いだろうな」と感じる。カラッとしててスマートな街のイメージがあるんだよね。いつかで良いから行きたいな、暮らすようにゆっくり過ごしてみたい。

 

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3月はこんなところでしょうか。気持ちの浮き沈みが激しい…というか常に不安が側にあってソワソワと落ち着かなかったひと月だった気がします。外出自粛が決まった4月のほうが浮くことがない分一定のテンションで居られたな。

私は長年『3月のライオン』読者なので、毎年3月が来ると「March comes in like a lion, and goes out like a lamb」のことわざが頭に浮かぶのだけど、今年の春はまさにこんな季節だった気がする。激しさのあとの穏やかさ。抵抗と諦めですね。

多分恋しくなることはないだろうけど、この春に感じた感情を忘れないでしょうね。それでは、次月にまた。