#2です。
どうやってまとめていこうかな〜と悩みつつ、まずはチケット関連の手配から書いていきましょうか。今回はただの海外旅行ではなく、2022年現在の海外イベント参加を目的とした遠征なので、①海外旅行における必要物、②数万人規模のスタジアムライブ参加における目線での配慮、③コロナ水際対策における書類などの手配、の3つのラインでの準備が必要だな〜と考えて、普段の旅行よりも念入りに下調べ、動線を考えました。
KPOP.FLEXチケット購入
まずはなにより、イベントチケットの手配。公式サイトから取ります。Ticket Masterのサイト全体は言語選択で英語を選べるのだけど、なぜかこのイベントページに限ってはドイツ語表記オンリーなので、隣タブにGoogle翻訳を開いて毎ページ翻訳をかけながら進めました。流れとしてはチケットを取り慣れている人なら大丈夫、大ざっくり席種・枚数など選択→個人情報入力→支払いです。
青表示の部分が空いているので選べる。私がチケットを取ったのは2月末なのだけど、ENHYPENの出演が発表されたのは確か1月中旬でその時点でかなり出演者も出揃っていたので、アリーナがまだ余っていてびっくり。チケット代はかなり高くなっていましたが…(おそらくトップに高いタイミングで買ったはず。笑 この経験を来年度以降に活かすので良い勉強代でした。)
チケットは郵送でドイツから届く。これを待つ時間が一番不安でした。4月下旬に全世界一斉に届いたっぽい。これが手元にあるなら、もう飛行機にさえ乗れればひと安心だね〜とGWに突入できたので良かったです。
航空券
国際航空券はいつもSkyscannerで金額・時間などを比較してから、航空会社の公式サイトで取ります。私は旅行会社の旅券・ホテルパックがなんだか苦手で、いつも別々で自分で手配してしまうんだよな〜パックのほうが金額的には安いのかもしれないのだが。
実際に比較していた時のスクショです。笑 結局お気に入りにしているルートを取りました。確かこのスクショから3,4日後に購入したんだけど、その時には10万3千円ぐらいになっていた…本当に航空券・ホテルってタイミングによって金額変動が激しいので早めに取ってしまうのが吉です。これでも1ユーロ128円程の時期に取ったので安めに手配できた筈なのだが。実際に現地に行った5月は1ユーロ136~138円でした。円安ぅ。
ホテル
ホテルは予約サイトからだとキャンセルがしやすく、また価格変動も起こりやすいので、海外に行くときは候補を2,3、別々のサイトで抑えておいて数週間前になったら一つに絞る…みたいな動きをしがち。全ての行動の拠点になるだけに「旅先でなにをするのか、どう動くのか」が固まってこないことにはどこが一番利便性が良いかも決められないしね。今回は3月の頭時点でこの2つを抑えておきました。
シェラトンのほうが空港直結で利便性が高いんだけど、金額が7,000円ほど高くなるのと部屋の雰囲気がビジネス寄り、あとは空港直結なのはアドベンチャー感がなくちょっといや(せっかくなら街の雰囲気をできるだけ味わいたい。ワガママ!)で後者のシュタイゲンベルガーにしました。結果とっても良かった!Google Mapで周辺環境を調べてもホテル内の写真を見てもとても良い感じがしており、だけどレビュー数が少なめで、ドキドキしつつ行ったのだが当たりでした。悪いところが何もなかったよ〜!お部屋のレポは後々しますが、少しだけイメージを。
★ホテルの決め方・GoogleMap活用
ホテル決めって、旅行で一番時間がかかるしこだわりたいところ(私にとっては)。個人的には、デザインの好みだったり、施設の充実度、お部屋の広さ、それらに相対しての金額などのバランスで候補を絞り、その中で最終的に一番気になるところにする、という決め方が多いのですが、海外旅行のときは予定をキチキチに詰め込んでしまうことが多いので、時間通りスムーズに進行するために「ロケーションが便利」というのが優先度が高い要素になります。
(Google Mapがピンだらけ…笑 一度訪れるとどんな街でもこの状態になってしまう😂)フランクフルトは空港と市街地の距離が近い都市で、空港から電車一本、20~30分で中央に行くことができるのですが、今回の会場であるBank Parkはそのちょうど中間地点にあります。そうなると、そもそも自由に出掛けられる時間が金曜日の日中、約5~6時間程度しかない今回の旅程では街側にホテルを取るメリットがあまり無く、空港エリアの中に絞ることにまず決めました。
ちなみに、これは一番気にしたポイントなんですが、数万人規模のスタジアムでイベントがあった場合、周辺交通網は1~2時間キャパオーバーを起こします。回避するには自分がちょっと早く会場を出て混雑を避けるか、腰を据えて1~2時間待つしかない。どちらに転ぶにせよ、タクシーか電車を利用する場合、おそらく市街方面に向かうよりは空港方面のほうが空いているだろうと踏んだのですが、当日まさに読み通りになり思わずほくそ笑んでしまった。*1
空港エリアだけでも軽く10~20の選択肢がある。どこも空港直結だったり無料シャトルバスが出ていたりと、ここまで絞ると利便性においては差がないので、あとは金額と好み。ピンを立ててるハイアットあたりも良いな〜と思っていたのですが、最寄駅から離れるからか(森をてくてく歩いて徒歩12.3分ほど)、このシュタイゲンベルガーが断トツコスパが良かったのでここにしました。結果、前述通りとっても良かった!ホテルの設備などについては、後々の記事で詳しく紹介したいと思います。
プライオリティ・パス
考えてみたら、今まで直行便を利用することが多くこんなにしっかりトランジットを過ごすのは大学生ぶり。なにかと疲れる待ち時間、ラウンジを利用したくて今回「プライオリティ・パス」を作ることにしました。*2
どこかで詳しく書けたらな〜と思いますが、楽天カードのプレミアム特典でリーズナブルに作りました。楽天特典で空港から自宅へ無料でキャリーケースを送れたり、本当に作って良かった。2024年4月まで有効なのでその間に沢山海外に行きたいなぁ。
コロナ水際対策における必要書類
やっぱりここに一番手配の時間を割きました。なにせネットにもあまり情報が無い…し、状況がころころ変わるので、常にアンテナを張っていなければいけなかった。ただ、気を張っていたわりには、実際の手配物は少なかったです。
※なお、ワクチン3回接種済みの場合なので、それ以外の方は厚労省、航空会社、現地日本大使館などの情報をご確認ください
- 【出国時】ワクチン接種証明書(アプリ)
- 【入国時】同上
- 【入国時】現地出国72時間以内に受けたPCR陰性証明書(紙)
- 【入国時】My SOS(アプリ)※上記2,3を登録する
これだけ。想像していたより少なすぎて、出国前に不安になってエミレーツのデスクに電話して確認したほどでした。エミレーツのHPには「乗り継ぎの場合、入国地の取り決めに準ずる」と書いているのですが、事前のPCRを受けなければいけないか否か不安になり念のため聞いた結果、HP通りの回答で、実際にドバイの乗り継ぎ時はなんの提示も求められなかったです。
【📝日本出国 2022.05月時点】
— 菜子 (@07250226no) 2022年5月20日
・🇩🇪は2022年3月以降、日本からは「ワクチン接種証明」のみで入国可能
・空港カウンター(エミレーツ)で接種証明アプリを提示、それ以降はなし(乗り継ぎのドバイでは行きも帰りも提示なし)
・ドイツ入国時は提示無かった、ただ🚃Sバーン車内で一度求められました。
【📝日本入国 2022.5月時点】
— 菜子 (@07250226no) 2022年5月20日
・ワクチン3回接種完了していたら、日本入国時のPCRが陰性の場合「隔離なし」 ※これが3月より施行されたことが今回の✈︎の決め手
・渡航先出国72時間以内のPCR陰性結果が必要(これがないと飛行機に乗れません)
・ワクチンとPCRを含めて「My SOS」に不備なく登録する
ワクチン3回接種完了済みで、日本入国時の空港PCR検査が陰性の場合、もう隔離もなくそのまま自宅に帰宅できます。これが本当~に今回の渡航の決め手でしたね。リモート勤務可能なのである程度の隔離には対応できるものの、費用もかかるしそこまで踏み切れなかったかも。
ちなみに、フランクフルトでのPCRは空港の地下にあるこちらでしました。日本から予約ができ、オンラインで決済完了。日本書式フォーマット必須のため「For Japan」などの記載があるプランにして下さい。通常プランより20ユーロ高いよ!私が行った時にはもの凄く空いていたので検査は1分で終わり、後ほど検査結果が登録したメールに届く流れでした。結果はPDFできますが、結構いろんなところで提示を求められるため紙でも印刷しましょう。なお、検査方法は「鼻咽喉ぬぐい+咽喉ぬぐいの混合」だったので鼻と喉の両方に棒を刺されました…鼻は当たり前に痛いです。うぅ…
現地でのネット環境
SIMフリースマホを利用しているので、いつも現地SIMを利用しています。複数人で行く場合はWi-Fiもありなんだけど、手荷物が増えるのと充電しなければいけないものが増えるのがいやで、よほどの事情が無い限りはSIM。現地で購入手続きをするのが面倒なので、事前にAmazonで購入して成田空港などで入れ替えまでやり、機体が到着した瞬間にデータローミングをオンにしてしまいます。笑 ネットを繋げた瞬間の快楽って凄まじいよね。
ヨーロッパ旅行時、何度か使ったことのあるThree。3GB 990円で挑みましたが、2日間で結構ギリギリだったかも。動画とか観てるからね。あと、会場では人が居すぎてかなりネットが繋がりにくくなるのですが、これは別にWi-Fiでも解消されない問題だろうな…。
その他
アプリは、前述のワクチン接種証明アプリ、My SOSのほか、ドイツのタクシー配車アプリ「FREENOW(旧mytaxi)」を入れていきました。使い方は完全にUBERと一緒です。空港→会場間で一度タクシーに乗ったきりなので結局使わなかった(ライブ後にだめもとで会場に呼べるか試したものの全く無理でしたね…)ですが。
あとは、フランクフルトの最新状況やスーパー・ドラッグストア系のマストバイを知るために結構YouTubeを観ておりました。みんな知ってるか?フランクフルト中央駅そばの東横インフランクフルトは1階レストランでしゃぶしゃぶを食べることができ、駐在員・海外ステイの長いビジネスマンにとってのオアシスになってるんだぜ…(YouTube情報)
あとは自分のドイツ気分を盛り上げるために『ねこと私とドイッチュラント』を読み返したり、元成田⇔フランクフルト班所属のCA友人におすすめのお店などを聞いたりしていた。準備期間の約2か月もとっても楽しかった!旅ってあれこれ頭を巡らせている時間がメインなところありますよね。こうやって一つの街を知っていく過程がとても好き。
それでは、次回#3に続きます。ようやく旅にでるよ!笑
#1はこちら
旅中のTweetまとめはこちら
*1:国内の大規模スタジアム、ドームを色々経験させてくれたBUMP OF CHICKENさんに感謝ですね。20代の頃にしてた旅もライブも全部自分の知見になっているなと今回凄く感じました。
*2:私は旅が好きなわりには航空会社修行をしていなくて、どこのステータスも持っていないので、普段は国内だとゴールドカードラウンジ、20代の時はクラブエスト特典でJALのサクララウンジなどを利用していました。でも、国際線のIASSラウンジよりはカードラウンジの方が豪華だよね!? 今回はターミナル2でIASS一択だったのですが、ターミナル1のANAラウンジがプライオリティパスで使えるうちに行きたい…!激混みらしいけど!